選定の目安
1.搬送物について
● 搬送物 ・・・・・・・・・・ 材質・重量・形状・間隔
● 搬送場所の雰囲気 ・・・熱・酸・アルカリ・水気・湿気
● 搬送物積み込み状況 ・・・ コンベヤ上に搬送物を載積せる状態
● 搬送場所の雰囲気 ・・・熱・酸・アルカリ・水気・湿気
● 搬送物積み込み状況 ・・・ コンベヤ上に搬送物を載積せる状態
2.ホイールコンベヤ幅と搬送物形状
幅
右図のオイル缶で示される通り、搬送物に対し、負荷重量が均等でバランスが取れることが大切です。尚、いずれも床面がフラットであることが条件となります。
形状
床面がフラットであること。
荷重が床面(底面）に近い物が理想です。
※ローラーコンベヤに比べ制約を多く受けるため、ご注意願います。
3.ホイール形式決定
搬送条件、搬送重量条件、作業使用条件、積み込み搬送条件等を考慮し、ホイールの特性を加味したうえで、数多いバリエーションの中から、使用条件に適した型式を選定します。
※ホイール1個当りの耐荷重は、ご使用の状況（衝撃の有無）により強度は変わりますので保証値ではありません。機高（コンベヤ高さ）については、構成部品のクリアランス、また加工精度によって、誤差が生じる事があります。
4.ホイールピッチ選定
複列でホイールコンベヤーを使用する場合、搬送物に対し、常に4個以上均等にホイールで支えられている状態が理想です。
5.自走勾配選定
ホイールコンベヤのホイールは、ローラーに比べて比較的騒音が少なくスムースな回転が約束されるため、自走勾配は少なくてすみます。尚、自走、勾配は、搬送物の材質、重量、形状、床面の状態などにより異なりますので、正しい勾配は、テストを行って設計しなければなりませんが、大体の目安は下表の通りです。
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