搬送システム事業部 名古屋営業所
村上 修也
営業担当者としての
自信の源は、
自社の力を信じること
私は営業担当という役割で本プロジェクトに関わっていました。私がこれまで担当した中でも過去に経験がない規模の大型ラインでしたが、私自身が「マキテックならなんとかできるだろう」と思えていたのでプレッシャーはありませんでした。もちろん、ただ楽観的に考えていたのではなく「この規模のプロジェクトであっても対応できる現場力がマキテックにはある」と、営業担当として信じていたという理由があります。
一方で、プロジェクトがスタートした時期は丁度コロナ禍のピークと重なっており、対面でのコミュニケーションがとれない環境下にあったことは進行上の課題となりました。Webミーティングではお客様の伝えたいニュアンスが対面よりも解釈しにくいこともあり、そのまま進めていくことには不安を感じていました。
現場へ仕事をつなぐために
自分がやるべきことは何か
事前の段取りにおいてお客様とのコミュニケーションに齟齬が起きていると、後半のフェーズでエラーとして顕在化する恐れがあります。特に今回のような大型ラインでは、取り返しのつかないミスになることも考えられます。そこで、Webミーティングでもお互いの認識に齟齬が生じないように資料を入念に作り込むことに専念しました。その結果、打ち合わせ内容にお互いのニュアンスによる解釈が入り込む余地がなくなり、エラーを未然に防止することができたと思います。
また、導入先の工場内には既存の他社設備も複数存在するため、導入するラインと他社メーカー設備の連携調整にも苦労しました。とはいえ、私も他社メーカー担当者の方も基本的に「お客様のためにどうするべきか?」という共通の目標を持っているため、擦り合わせは比較的スムーズでしたね。
信頼関係という礎が、
質の高い仕事を生み出す
プロジェクトの期間は約8カ月でしたが、この規模の大型ラインとしては比較的短期間でスムーズに進められたと実感しています。その理由は、現場社員、営業事務社員、そして上司が献身的にサポートしてくれたからだと思っています。若手社員の自分にこのような大型案件を任せることは会社としてもチャレンジだったと思いますが、私を信じてしっかりと見守ってくれていたからこそ完遂できました。今後は同じような規模の案件を受注しても、期待を超えるためになるべく多くのことを自分の力で成し遂げたいですね。
仕事をする上で「自信を持つ」のは大切なことですが、同時に「相手を信じる」ことを忘れてはなりません。良質なコミュニケーションによってお互いの信頼関係性を築き、「信頼の上に成り立つ仕事」を今後も続けていきたいと思います。
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