三重工場 工場長

三重工場 工場長

駒田 達秋

休日は趣味のゴルフで汗を流しています。体を動かすことがもともと好きだったので、過去には登山も趣味にしていたのですが、近年は体力の衰えからゴルフ1本に絞っています。また、最近はペットとして猫を迎え入れました。あまりにも可愛すぎて、留守番で孤独にさせたくないという気持ちが強くなり、コロナが落ち着いてもなかなか旅行に行けません。

社会課題に応える
という
使命感を
胸に抱いて

社会課題に応えるという使命感を胸に抱いて

実家はガラス瓶のリサイクル業を営んでいたので、私は子どもの頃から漠然と将来は家を継ぐのだと思っていました。学校を卒業後、流れに身を任せるように家業を手伝い始めたのですが、ある日父親から「家を継ぐ必要はない」と告げられました。まさに青天の霹靂です。父親の考えとしては、近い将来ペットボトル容器が主流となることを予見し、ガラス瓶リサイクル業は私に継がせたくなかったようです。そんな出来事を経て、私は1989年にマキテックへ入社することになりました。
キャリアの中で特に印象深かった仕事といえば、SP事業部の発足です。SPとはスピードプロダクトの略で、具体的には従来の半分以下の納期で製品を届けることを目的に開設した事業部です。この事業部を発足するに至ったきっかけは東日本大震災でした。「被災地の人々が一日でも早く日常を取り戻すために、私たちが今できることは何だろうか?」という想いを胸に、がむしゃらに日々の仕事に向き合いました。発足以降、9期連続の成長という実績を残すことができたのも、当時の頑張りがあったからこそだと思っています。

時代の変化に耐えうる普遍的価値を継承する

時代の変化に耐えうる
普遍的価値を継承する

時代は加速度的に変化し、お客様からのニーズも日々多様化しています。今は好調な事業でも将来的に安定し続けるという保証はありません。かつて、私の父親は事業の将来性を危惧して家業を継がせなかったのですが、私は若い世代には将来性のある新たな事業をバトンとしてつないでいきたいと考えています。だからこそ、私の使命はコンベヤに並ぶ「新たなマキテックの柱」を育てることだと認識しています。フィールド拡大に挑戦し続け、多角化経営を実現しているマキテックだからこそできることはたくさんあるはずです。
新たな柱は模索中ですが、大切なのは時代が変わっても私たちの仕事が「人のためにあり続ける」ということ。かつて私が立ち上げたSP事業部がそうであったように、人の想いに応える仕事は強く育ちます。対して、根底に想いのない事業は時代の流れに淘汰される運命にあるでしょう。この普遍的価値だけは忘れることなく次代へ受け継いでいきたいと思います。

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